口腔外科とは
口腔外科は、虫歯や歯周病を治療する一般歯科と異なり、お口の中から顎を含む部分の病気を取り扱います。治療内容は抜歯等の外科処置だけでなく、症状に応じて多岐にわたります。
親知らず、口内炎や舌・歯肉等の口腔粘膜の異常など、ご不安な点がございましたらお気軽にご相談ください。
主な内容
抜歯
抜歯の対象となる歯は、虫歯や歯周病が進行し保存できなくなった歯や親知らずなど様々です。
親知らずは一般的に歯磨きのしにくい場所に生えていることが多く、磨き残しが原因で虫歯になっていたり、親知らずの周囲歯肉の炎症を引き起こしやすくなっています。当院では症状のある歯の抜歯の必要性を含め、的確な診断・治療を行います。
また、難抜歯や親知らずの抜歯においては処置に伴うリスクが高い症例もありますので、その場合には口腔外科専門医の在籍する大学病院等にご紹介いたします。
口腔粘膜等の疾患
歯肉、舌、頬粘膜などの口腔粘膜や顎骨、唾液腺などに発症する病気です。
よく見られるものに口内炎が挙げられますが、口内炎が2~3週間以上治らない場合は、前癌病変や悪性腫瘍を発症していることもあります。当院では的確に診断し、重篤な疾患が疑われる場合には速やかに専門的な治療が受けられる大学病院等にご紹介いたしますので、ご心配な方はお早めに受診してください。
顎関節症
顎を動かす顎関節は耳の前あたりにあります。こんな症状はありませんか?
- 口を開ける時にカクッというような音が鳴る
- 口が開きにくくなった
- 口を開け閉めすると顎が痛む
上記のような症状がある場合は顎関節症かもしれません。顎関節症の発症する原因は、噛み合わせ、生活習慣、姿勢の悪さ、ストレスなど多岐にわたります。
当院では丁寧な問診やレントゲン等の診査を元に、原因や症状を分析し、的確な診断を行います。